秋元紀子ひとり語り・沙冨蘭ライブ

5ヶ月振りの沙冨蘭ライブです。今回は、毎夜クラブハウスで読ませていただき、大好評の脚本家の今井雅子さんの短編『さすらい駅わすれもの室』を作者のご好意で読ませていただきます。

今井雅子さんとは、今から19年前、2002年のNHKラジオドラマ青春アドベンチャー 稲生平太郎原作 今井雅子脚色保科義久演出の「アクアリウムの夜」で出会いました。このドラマは、ホラーで10回シリーズでしたが、最後まで台本を渡されていなかったので、毎回出演者内で結末がどうなるのかで盛り上がりました。

NHKのラジオドラマは、17歳の時から出演させていただき、たくさんの台本を読んできましたが、この時の今井さんの台本が今までとは違って、とても台詞が言いやすく、運びもうまく、センスがいいなぁと感心したのを覚えています。

また、その時の彼女の服装が、色がきれいでとっても可愛いというか、人を楽しくさせるファッションで、なんてキュートなんだと、とても印象に残ったのです。 (パコダテ人、 嘘八百 京町ロワイヤル、 子ぎつねヘレン

余談ですが、主演が松田洋治さんで、モノローグが多かったので、彼の台詞を聴くたびに、『もののけ姫』のアシタカだ!とひとりほくそえんでいました。

その後私の公演を観てもらったり、2回ほど会食しましたが、それきりでした。

今回、クラブハウスで再会し、とんとん拍子に話が進み、また彼女の書いたものを読むことができました。何と19年ぶりに!やっぱり、いいなあ。どの短編も読めば読むほど気づきがあり、味があります。

沙冨蘭ライブで皆さんと共有できることを楽しみにしています。